こんにちは、あおです。
アジア旅行の航空券を探しても、
「どの航空会社が本当に安いの？」
「LCCと大手、どっちを選べばいいの？」
というふうに、迷ってしまう人は多いはずです。
実際、同じ区間でも航空会社によって価格や条件が大きく違うんですよね。
そこで今回は、人気のLCCである AirAsia・ZIPAIR・Scoot の3社をピックアップし、同じ条件で実際に比較してみました。
本記事では、どの航空会社がどの路線に強いのか、総額で本当に安いのはどこか、初心者に最適な航空券の選び方を、わかりやすく解説します。
読み終えるころには、あなた自身で
「行き先・日程・条件に合わせて、どこで買えば最安か」
また、「自分にとってどの航空券を買うことが最適なのか」を判断できるようになります。
早速いってみましょう！
アジア行き航空券を実際に比較｜AirAsia・ZIPAIR・Scootの違い
アジア行きの航空券は、「どの航空会社が一番安いの？」と迷う人が多いですよね。
実は、同じ路線でも航空会社によって価格・快適さ・手数料が大きく異なります。
今回は、アジア路線に強い人気3社【AirAsia・ZIPAIR・Scoot】を同じ条件で比較し、LCCならではのコスパ重視派から、快適さを求める初心者まで。
それぞれに合った航空券を選択しましょう！
AirAsia｜東南アジア路線に圧倒的な安さと便数
アジア行きの航空券を比較するなら、AirAsia（エアアジア）は最も安くなりやすいLCC（格安航空会社）です。
なぜなら、マレーシアやタイを中心にアジア全域に広がる路線網を持ち、公式サイトでの直販価格が他よりも数千円安いことが多いからです。
たとえば、成田発バンコク行きをSkyscannerやExpediaで検索すると、最安便がAirAsia運航となっている。
公式サイトから直接予約すれば、代理店手数料が省かれ、セール時には往復1万円台で行けることもあります。
（ただ、代理店でもセールなどあるので公式サイトがすべて安い訳ではないです。）
また、受託手荷物や座席指定などを自分で選べるため、
「荷物少なめ＋座席指定なし」にすれば、他社よりさらにコスパよく利用できます。
一方で、LCC運賃はオプションを追加すると総額が上がる仕組みなので、
荷物代・座席・支払い手数料を含めた“実質総額”で比較することが大切です。
また、変更・キャンセル不可のプランが多いため、日程が確定してから購入するのが安心。
AirAsiaは「東南アジアで安く自由に旅したい人」に最適な航空会社です。
Skyscannerで相場を見たあと、AirAsia公式で直販価格をチェックするのが、2025年の“最安ルート”です。
※Skyscanner、Expediaについては後ほど解説します。
ZIPAIR｜日系で安心、価格と快適さのバランス
アジア行き航空券を比較する中で、「安さも安心もどちらも譲れない」という人に最もおすすめなのが、ZIPAIR（ジップエア）です。
結論から言えば、ZIPAIRはLCC並みの運賃で、JAL系列ならではの安全性と快適さを兼ね備えたハイブリッド型航空会社です。
その理由は、ZIPAIRがJAL（日本航空）の100％子会社として運航しており、運賃は安くても機体・整備・安全基準は大手と同等だからです。
たとえば、成田発マニラなど主要アジア路線を片道2万円前後で提供しつつ、
座席の広さや静かな機内、無料Wi-Fiなど、他のLCCにはない快適性を実現しています。
※skyscannerで調べた成田⇒マニラ行きの飛行機
また、受託手荷物や機内食などはオプション制のため、必要な分だけ追加でき、安く快適に無駄なく旅をカスタマイズできます。
実際、Skyscannerで比較するとAirAsiaより数千円高いケースもありますが、
ZIPAIRは“価格差以上の快適さ”と“日本語対応の安心感”が強み。
特にアジア旅行初心者や、深夜便・長距離LCCに不安がある人には最適です。
つまりZIPAIRは、「LCCの価格で、大手の安心を得たい人」にぴったりの選択肢。
アジア航空券を比較する際は、単なる最安値だけでなく、ZIPAIRのようなコスパもサービスも兼ね備えた航空会社も視野に入れることで、旅の満足度がぐっと上がること間違いなしですね。
Scoot｜シンガポール・バンコク行きに強い
アジア行きの航空券を比較する中で、
東南アジア方面を中心に路線の多さとコスパを両立しているのがScoot（スクート）です。
結論から言えば、Scootはシンガポール航空グループ傘下のLCCで、
シンガポール・バンコク・クアラルンプールなど人気路線に特化した安定感のある航空会社です。
特にバンコク行きやシンガポール行きでは便数が多く、タイミング次第ではAirAsiaと並ぶ最安水準になります。
さらに、ScootはLCCながら機体が比較的新しく、機内の静かさや快適さも高い評価を得ています。
加えて、シートピッチ（座席の前後間隔の広さ）も、Scootが33～34インチ（約84～86cm）でANAの国内線が34インチなどなので、ほぼ変わりません。
機内持ち込みの手荷物に関しては10kgまでとなっている所もまた評価できるところだと思います。
他のLCCは7kgまでとなっているので、「預けるまではないけど7kgじゃ、、」という方にはお勧めです。
行きは安くで行ける飛行機にして、荷物が増えやすく、疲れやすい帰りだけScootにするというのもありですね！
また、受託手荷物や座席指定などのオプション設定が明快で、初心者にもわかりやすい料金体系です。
ただし、経由便では乗り継ぎ時間が長くなることがあり、別予約を組み合わせると乗り継ぎ保証がない点には注意が必要です。
また、AirAsiaより便によっては若干高めになるケースもあるため、Skyscannerなどで相場をチェックしてから公式サイトで再確認するのが確実です。
まとめるとScootは、
「バンコク・シンガポールなど東南アジア人気都市へ快適に行きたい人」や「LCCでも機内の質を重視する人」に最適。コスパと安心のバランスを取りたい旅行者におすすめの1社です。
比較表まとめ（総額・手数料・受託・サポート）
3社（AirAsia・ZIPAIR・Scoot）を同条件で比較したところ、
総額の安さではAirAsia、
快適さとサポートではZIPAIR、
便数と柔軟さではScoot
という結果になりました。
以下の表で、それぞれの特徴を一目で確認できます。
| 比較項目 | AirAsia | ZIPAIR | Scoot |
|---|---|---|---|
| 価格帯 | 安め | 高め | 普通 |
| 受託手荷物 | 有料（15〜20kgプラン選択制） | 有料（容量を自由に選択可） | 有料（20kg単位で追加可能） |
| 支払い・発券手数料 | あり（決済方法により約1,000〜2,000円） | なし（カード・電子決済対応） | あり（約1,000円前後） |
| 機内快適度 | ★★☆☆☆（シンプル重視） | ★★★★☆（静音・Wi-Fi無料） | ★★★☆☆（新型機中心で快適） |
| 日本語サポート | ×（英語中心） | ◎（完全日本語対応） | △（一部日本語対応あり） |
| 運航拠点・強み | 東南アジア全域（KUL／DMK） | 日本発主要路線（BKK／ICN／MNL） | シンガポール拠点（BKK／KUL／HKG） |
| おすすめタイプ | 最安重視の旅慣れ層 | 初心者・快適重視派 | コスパ重視の中級者 |
この3社を使い分けることで、自分に合った条件で選べるようになります。
アジア旅行初心者が知っておくべき「航空券比較の基本」
アジア旅行を計画するとき、意外とつまずきやすいのが「航空券の比較」です。
同じ行き先・同じ日程でも、
航空会社や予約サイトによって1万円以上差が出ることも珍しくありません。
特に初心者は、
「LCCと大手って何が違うの？」
「比較サイトと公式のどっちで買うべき？」と迷いがちです。
この章では、そんな疑問を整理しながら、アジア行き航空券を正しく・安く比較するための基本知識を解説します。
これを押さえて、「どのサイトを見ても混乱する…」という悩みを解決できれば幸いです！
LCCと大手航空会社の違い
アジアの航空券を比較するうえで、まず理解しておきたいのがLCC（格安航空会社）と大手航空会社の違いです。
結論から言うと、
LCCは「運賃が安い代わりにサービスを自分で選ぶスタイル」
大手は「運賃が高めでも、快適さと安心が最初から含まれているスタイル」です。
LCCはAirAsia・ZIPAIR・Scootなどが代表的で、必要な分だけ追加できる”シンプル運賃”が特徴。
座席指定・受託手荷物・機内食などを外せば、チケット代を大幅に節約できます。
一方、ANA・JAL・シンガポール航空などの大手は、手荷物・機内食・変更サポートなどが含まれた“フルサービス型”。
運賃はやや高めですが、トラブル時の対応やフライトの安定感で安心感があります。
どちらが良い・悪いではなく、「旅の目的と予算に合わせて使い分ける」のが賢い選び方です。
たとえば、
短期旅行や弾丸旅行などならLCC
初めての海外やビジネス利用なら大手
というような基準で判断するのもいいですね。
航空券比較サイトと予約サイトの使い分け
アジア行きの航空券を探すときは、
「比較サイト」と「予約サイト（代理店）」の役割を理解して使い分けることが大切です。
結論から言うと、
比較サイトで“最安の候補”を見つけて、予約サイトで“条件と総額”を確認する
これが鉄則です。
SkyscannerやGoogleフライトといった比較サイトは、複数の航空会社・代理店を横断して検索できる“検索ハブ”。
日付や行き先を決めずに「どこが安いか」を調べるのに最適で、相場感をつかむための第一ステップに使います。
たとえば「成田→バンコク」の検索結果で最安が出たら、その便を基準に他サイトでも比較するのがポイント。
次に使うのが予約サイト（Expedia・Trip.comなど）
ここでは、実際の支払総額・キャンセル条件・受託手荷物などを細かく確認します。
比較サイトの表示価格は“税抜き・手数料別”の場合があり、予約サイトに進んで初めて「実際に支払う金額」がわかるケースも多いです。
この流れを守るだけで、「表示より高かった…」「キャンセルできなかった…」といったトラブルを防げます。
初心者ほど、比較サイトで候補→予約サイトで条件確認の2段構えを徹底するのが安心です。
初心者が陥りがちな3つのミス（外貨建て・手数料・荷物代）
アジア行き航空券の比較で、初心者がよくやってしまうのが、
「表示価格だけで判断してしまう」というミスです。
結論から言うと、
航空券の価格は“見た目の安さ”と“最終支払額”が違うことが多く、
外貨建て・手数料・荷物代の3点を見落とすと、結果的に損をします。
1️⃣ 外貨建てのまま決済して為替手数料が発生
海外サイトやLCCの公式ページでは、表示通貨が「USD」などのままになっていることがあります。
そのままカード決済すると、為替レート＋手数料（2〜5％）が上乗せされ、数千円高くなるケースも。
購入前に必ず「日本円（JPY）」表示に切り替えましょう。
2️⃣ 支払い・発券手数料を見落とす
LCCや代理店では、決済方法によって手数料が発生します。
クレジットカードやPayPal払いで約1,000〜2,000円の発券手数料がかかることも。
比較サイトで安く見えても、最終画面で上乗せされるので注意が必要です。
3️⃣ 荷物代を含めずに比較
LCCは受託手荷物が有料。
チケットは安くても、荷物15〜20kg追加で＋3,000〜6,000円になることもあります。
さらに座席指定や機内食を足すと、結果的に大手航空会社とほぼ同額になるケースも。
まとめ
「外貨」「手数料」「荷物代」＝実際の総額に直結する3大落とし穴。
アジア旅行初心者ほど、「表示価格」ではなく「支払い直前の総額」で比較するのが、安く賢く航空券を買うコツです。
航空券予約サイトを使うなら？初心者におすすめの3選
LCCよりトータルで見たら大手の方がいいのでは？
私もそう思った。不安も少ないかも。。
そうだね、自分にとっては何がいいのか？
自分の最適解を見つけよう！
航空券を比較して「どの便が安いか」はわかっても、実際にどのサイトで予約すれば安心なのか迷う人は多いですよね。
特にアジア旅行初心者の場合、
「日本語対応があるか」
「キャンセルや返金はスムーズか」
など、価格以外の要素も重要になります。
この章では、数ある予約サイトの中から使いやすさ・サポート・総額のわかりやすさを基準に、初心者でも安心して使える3サイトを厳選しました。
この三つを押さえておけば、初心者にとって最適なアジア航空券を予約できるようになります。
Skyscanner｜まずは価格の“相場”を掴む
アジア行き航空券を探すとき、まず最初に使うべきなのがSkyscanner（スカイスキャナー）です。
結論から言えば、Skyscannerは最安値を一目で比較できる“相場チェック専用ツール”。
複数の航空会社・代理店・LCCを横断検索できるため、どの時期・どの都市が安いのかをすぐに把握できます。
たとえば、「東京発・アジア行き」で検索すると、バンコク・台北・ソウルなど主要都市の平均価格が一覧で表示され、“今どこ行きが安いか”を直感的に判断できます。
また、「最安の月」や「どこでも検索」など、旅行先がまだ決まっていない人にとっても便利な機能が充実。
さらに、プライスアラート機能を使えば、気になる便の値下がりを自動で通知してくれるため、「買い時」を逃しません。
注意点として、Skyscanner自体はあくまで“検索ハブ”であり、
予約は外部サイト（代理店や航空会社公式）に移動して行います。
そのため、通貨設定・手数料・荷物代を必ず確認し、最終画面で“総額”をチェックするのが鉄則です。
以下Skyscannerの実際の画面。
条件：出発地は東京（成田）、目的地バンコク（ドンムアン）、出発（11/25）/復路日(11/27)、人数1人
左側が各代理店。右がフライトの情報
まとめると、Skyscannerは「まず相場を掴みたい」「安い行き先を見つけたい」初心者に最適な比較ツール。
最初にここで全体の価格感を掴むことで、無駄なく最安ルートを探せます。
- 広範囲を一括検索：LCC（AirAsia／ZIPAIR／Scoot／Peach など）から大手（ANA／JAL／CX 等）まで横断。
- 最安月表示・どこでも検索：日付や行き先が固まっていなくても、「いつ・どこが安いか」を可視化。
- プライスアラート：指定路線を登録すれば値下がり通知で“買い時”を逃さない。
また、別記事でもskyscannerについては書いているのでこちらもご覧くださいね。
Expedia｜航空券＋ホテルのセット割が強い
アジア旅行で「フライトもホテルもまとめて予約したい」という人には、
Expedia（エクスペディア）が最もおすすめです。
結論から言えば、Expediaは航空券＋ホテルを同時に予約すると、総額が安くなる“セット割”が強力。
単体で買うよりも最大10％以上安くなるケースが多く、旅全体のコストをまとめて下げたい初心者に最適です。
航空券単体よりも安くなることもあります。
さらに、アプリ限定クーポンやポイント制度「One Key」を使えば、次回の旅行に使える特典が貯まるのも魅力です。
もう一つの強みは、日本語対応のサポート体制がしっかりしている点。
予約内容の変更やキャンセル、問い合わせなどを日本語チャット・電話で完結できるため、初めての海外旅行でも安心です。
注意点としては、プランごとにキャンセル条件や通貨設定（外貨建て）が異なるため、支払い直前に「総額（税込）」と「通貨（JPY）」を確認することが大切です。
以下Expediaの実際の画面。
条件：出発地は東京（成田）、目的地バンコク（ドンムアン）、出発（11/25）/復路日(11/27)、人数1人
ホテルセットでの支払総額となる。
まとめると、Expediaは
「航空券とホテルまとめて安くしたい」
「日本語サポートで安心したい」
というアジア旅行初心者にぴったりの予約サイト。
Skyscannerで相場を見たあと、
Expediaでセット割の総額をチェックするのが、賢い使い方です。
- 航空券＋ホテルのセット割が強力：同時予約で最大10％OFFになることも。さらに様々なキャンペーン有
- 日本語UI・サポートで初心者も安心：サイトもアプリも完全日本語対応。トラブル対応も日本語チャット／電話可
- 実予約・決済までワンストップ：Skyscannerが“検索ハブ”なのに対し、Expediaは支払いまで完結できる実予約サイト。決済手段も豊富
ANA/JAL｜日本語サポートで初海外でも安心
初めてのアジア旅行で「LCCはちょっと不安…」という人には、皆さまご存知のANA（全日本空輸）やJAL（日本航空）がおすすめです。
LCCより価格は少し高めですが、サポートの充実度と安心感は圧倒的。
初めての海外でもストレスなく移動できます。
まず最大の強みは、予約から搭乗まで日本語で完結できること。
公式サイトやカスタマーセンターはもちろん、空港カウンターや機内でも日本語対応が可能です。
手続きに不安がある旅行初心者でも、わからないことをその場で確認できるのは大きなメリットです。
また、ANAとJALは遅延・欠航時の対応が丁寧で、代替便やホテル手配も迅速。
LCCのように「払い戻しのみで終了」ということがなく、万一のトラブル時でも安心して任せられます。
さらに、無料の受託手荷物や機内食・飲料サービスも含まれているため、最終的な総額で見ればLCCと大差ないことも少なくありません。
特にANAはバンコク・シンガポール・クアラルンプールなど主要都市への直行便が多く、JALはビジネス利用や家族旅行に向けた時間帯・機材が充実しています。
どちらもマイレージ還元率が高く、次回の旅行にポイントを活かせるのも魅力です。
「初めての海外で失敗したくない」
「日本語でサポートを受けたい」という人にとって、ANAとJALは安心と信頼の選択肢。
コスパよりも「確実な安心感」を優先したい人には最もおすすめの航空会社です。
また、ベトナム航空のように別の国のフルサービスキャリア（※）もありますので、そちらも検討してみてはいかがでしょうか。
※機内食や飲料、手荷物預かりなどのサービスを、航空券の運賃に含めて提供する会社
初心者が安心して利用できる「海外航空券サイトの選び方」
初めて海外航空券を予約するとき、安さばかりに目がいって「サポート体制」や「返金対応」を見落としてしまう人は少なくありません。
しかし、実際にトラブルが起きたときに助けてくれるのは“サポート品質の高いサイト”です。
特にアジア旅行初心者にとっては、「日本語対応があるか」「返金がスムーズか」「問い合わせが早いか」が安心して予約するための3大ポイント。
この章では、初心者でも安心して利用できる航空券予約サイトを見極めるコツを解説します。
サポート体制（日本語対応・連絡手段）
アジア旅行初心者が航空券を予約する際に最も重視すべきなのが、「日本語で問い合わせできるか」という点です。
結論から言えば、サポート体制が整っているサイトを選ぶことで、トラブル時の対応スピードと安心感が圧倒的に違います。
海外の予約サイト（Agoda・Trip.comなど）は価格が安い反面、問い合わせが英語のみ・返信が数日後というケースも少なくありません。
一方、楽天トラベル・Expedia・Booking.comのように日本語サポートがあるサイトなら、キャンセル・返金・日程変更などを日本語でスムーズに解決できます。
日本語対応可能なホテルの予約サイトについてはこちらの記事も参考になります。
また、サポート手段にも注目しましょう。
チャット対応しかないサイトもありますが、電話・メール・チャットの3経路が揃っているサイトは信頼性が高い傾向があります。
特にExpediaやBooking.comは、24時間対応の日本語デスクを設けており、現地でトラブルが起きても即対応できる安心感があります。
つまり、航空券予約サイトを選ぶときは、
「日本語対応があるか」＋
「電話で直接つながる窓口があるか」
この2点をチェックするだけで、初心者でも安心して予約・変更・キャンセルまでスムーズに行えます。
キャンセル・返金ポリシーを必ず確認
アジア行き航空券を予約するとき、初心者が最も見落としやすいのが「キャンセル・返金ポリシー」です。
結論から言えば、安いプランほどキャンセル不可・返金不可の条件が多いため、予約前に必ず内容をチェックすることが大切です。
特にLCC（AirAsia・Scootなど）は、超格安運賃のほとんどが変更・キャンセル一切不可。
たとえ体調不良やフライトキャンセルがあっても返金されないケースがあります。
一方、Expedia・Booking.com・楽天トラベルなどの代理店経由では、プランによって「出発◯日前まで無料キャンセル可」など柔軟な条件もあります。
確認すべきポイントは以下の3つです。
1️⃣ キャンセル期限（何日前まで無料か）
2️⃣ 返金までの期間（通常1〜4週間、海外サイトは長め）
3️⃣ 返金方法（カード返金・バウチャー返金など）
また、クレジットカード払いをしている場合、返金がカード明細に反映されるまで数週間かかることもあります。
急ぎで返金を受けたい場合は、日本企業または日本語対応の代理店を選ぶのが確実です。
つまり、「安さ」だけで選ぶのではなく、「キャンセルできる安心」も含めて比較することが本当のコスパの良さ。
旅行予定がまだ不確定な人ほど、返金ポリシーが明確なサイトを選ぶことが、後悔しない航空券選びのコツです。
為替・通貨設定ミスを防ぐポイント
アジア行き航空券を比較・予約するときに意外と多いのが、通貨設定のミスによる“為替レート損”です。
特にLCC（格安航空会社）の公式サイトや海外系予約サイトでは、表示通貨と実際の決済通貨が異なる場合があり、気づかないうちに数千円の差が出ることもあります。
たとえばAirAsiaの本社はマレーシア、Scootはシンガポールにあるため、
実際の決済は
「マレーシアリンギット（MYR）」
「シンガポールドル（SGD）」
で、処理されるケースがほとんどです。
サイト上では日本円で表示されていても、クレジットカードの請求明細を見ると外貨建てになっており、その際にカード会社の換算レートと海外事務手数料（約1.6〜3.0％）が自動的に上乗せされます。
結果的に「日本円表示の方が安心」と思って選んだのに、実は現地通貨決済より高くつくということが起きやすいのです。
さらに、決済時に「Pay in JPY?」や「支払い通貨を選択」といった画面が表示される場合も要注意。
ここで日本円を選ぶと、Dynamic Currency Conversion（DCC）という仕組みで高い換算レートが適用され、同じ航空券でも数百円〜数千円損することがあります。
必ず“現地通貨”を選ぶのが鉄則です。
こうしたミスを防ぐには、予約前に「表示通貨」と「決済通貨」を確認する習慣をつけましょう。
クレジットカードの為替手数料が少ないカード（例：Revolut、Wiseなど）を使うのも有効です。
また、購入直前にGoogleで「1SGD 円」や「1MYR 円」と検索し、最新の為替レートをチェックしておくと安心です。
たったこれだけで、知らないうちに損してしまう“通貨設定の落とし穴”を防ぐことができます。
アジア行き航空券を本当にお得に購入するためには、価格比較だけでなく、決済通貨の確認も忘れずに行いましょう。
アジア行き航空券を安く買う5つのコツ【初心者向け】
アジア行き航空券の価格は、タイミングと比較方法で大きく変わります。
同じ路線・同じ日程でも、購入の仕方次第で1万円以上の差が出ることも。
ここでは、アジア旅行初心者でも今日から実践できる「5つの節約テクニック」を紹介します。
どれも難しい操作は不要で、たった数分の工夫で“安い航空券を逃さない”ようになります。
① フライトは「2か月前〜6週間前」が底値
多くのアジア路線では、出発の6〜8週間前に価格が最も下がる傾向があります。
直前になると値上がりしやすいため、旅行が決まったら早めにチェックを開始。
Skyscannerの「プライスアラート」を設定して、値下がりを自動で通知させるのがおすすめです。
② 平日（火〜木曜）発・着の便を狙う
週末出発の便は需要が集中して高くなるため、火曜・水曜・木曜の出発便が狙い目。
特にLCCは曜日ごとの価格差が大きく、同じ区間でも1万円前後安くなることもあります。
③ 経由便・LCCを“総額”で比較する
LCCや経由便は運賃が安く見えても、荷物・座席・支払い手数料を含めると大手より高くなることがあります。
比較サイトでは表示価格ではなく、「最終支払額（税・手数料込み）」で比べるのが鉄則です。
④ プライスアラート・セール通知を活用
SkyscannerやGoogleフライトのアラート機能、AirAsiaなどのLCC公式アプリを登録しておくと、セール情報をいち早くキャッチできます。
特にAirAsiaの「BIG Sale」やZIPAIRのキャンペーンは、年に数回の“底値チャンス”。
見逃さない仕組みを作りましょう。
⑤ 雨季明け・連休ずらしで最大半額に
アジアでは国によって「雨季・乾季」が異なり、雨季明け（ローシーズン直後）は観光客が減るため航空券が安くなります。
また、日本の連休を1〜2日ずらすだけでも、総額が20〜30％下がるケースも。
カレンダーを少し工夫するだけで、大幅な節約が可能です。
アジア行き航空券を安く買うコツは、
「早めに動く × 平日便 × 総額で比較 × アラートで待つ × シーズンをずらす」こと。
この5ステップを意識するだけで、初心者でも最安タイミングを逃さず予約できるようになります。
まとめ｜アジア行き航空券を最安で・安心して予約するには
アジア行き航空券を最安かつ安心して予約するために大切なのは、
「複数サイトで比較し、通貨設定と手数料を正しく理解すること」です。
AirAsiaやZIPAIR、ScootなどLCCを中心に価格を比べることで数千円単位の差が出る一方で、決済通貨の設定ミスや荷物代の見落としによって、結果的に割高になることもあります。
まずはSkyscannerやExpediaなどの比較サイトで相場を把握し、そこから公式サイトで最終確認を行うのが鉄則です。
さらに、現地通貨決済の選択や日本語サポートがある予約サイトの利用、そして海外旅行保険の加入（クレカ付帯の保険がおすすめ）までをセットで考えることで、コスパも安全面も大きく向上します。
少しの知識と下調べで、初めてのアジア旅行でもトラブルを防ぎながらお得に航空券を予約できます。
賢く比較し、安心して出発できる準備を整えましょう。
「まだアジア行ったことないよー！」という初心者こそ、このブログでアジア旅行の基礎知識を身に着けてトラブルを避け、最適な選択で最高のスタートを切りましょう！
それでは！
コメント